新ペラ制度が導入されて、早くも3年7カ月が経過した。太田は新制度になって、もっとも安定しているレーサーの一人だろう。SGは通算7Vだが、その内3Vは新制度になってからのもの。2012年以降は3年連続でビッグタイトルを手にしている。
今年もSGは5節走って3優出。3月の尼崎・クラシックは2日目にフライングで散ったが、それ以外はすべて予選を突破している。11月の宮島・周年記念では下から3番目の29号機(複勝率22%)とタッグを組んで、優勝戦1号艇をゲット。結果は2着だったが「ボロエンジンやったけど足はまあまあ良かった。ペラは合ってきてると思う」と手応えをつかんだ。
現在、賞金ランクは8位。6位の石野貴之とは約350万円の差だが、「賞金ランク2位まで行きたいね」とにやり。実際、昨年も6位でチャレンジCに出場し、優勝で2位まで押し上げた。昨年の再現なるか。実現の可能性は十分ある。



ボートレース住之江のSG「第30回グランプリ」(来月18〜23日)出場者がいよいよ決定する。24日にボートレース芦屋で開幕するSG「第18回チャレンジカップ」が最後の勝負駆け。出場34選手には全員、ベスト18入りの可能性が残っている。ボーダー付近のレーサーに注目が集まるが、賞金上位の選手もトライアル好枠を狙って気合十分。中でもチャレンジC連覇がかかる太田和美(42)=大阪=に注目した。