

第62代ダービーチャンプを射止めたのは、守田俊介選手だった。
40歳にして初のSGタイトル。グランプリ出場も当確ランプが灯り、ベテラン好きのわたしにとっても、楽しみな選手がまたひとり加わったと言える。
一方で、わたしが追いかけ続ける今村豊選手は一歩後退となり、今村選手同様、当落線上の選手達の熱い走りで、チャレンジカップは熾烈を極めるだろう。
現在のベスト18の顔触れを見ても世代交代の色が濃く、どこまでベテラン(グランプリ常連組)が奮起できるのか? 若手の壁として存在し続けられるのか?
わたしが押しているのが、田中信一郎選手である。だって、グランプリといえば田中選手でしょ。そして、グランプリといえば住之江なわけですよ。やはりホームの選手が活躍しなきゃ盛り上がらない。住之江のお客様はボートレースをよく知っている。阪神ファン同様、深〜い愛情を持つ一方で、厳しい目で選手達の一挙手一投足に熱〜い視線を送っているわけです。そんな環境の中、長年に渡りトップレーサーとして結果を残し続けてきた、田中選手。なんとか、もう一度アノ金色のヘルメットを手にして頂きたいのです。
さぁ、グランプリまで残すところあと僅か。ベスト18に残るのは誰か? そして、グランプリ覇者は誰となるのか? も〜、早く観たいよ〜!
ちなみに、グランプリを熱く熱く盛り上げる為、11月7日よりボートレース住之江にて、「坂上忍杯競走」が開催されます。もちろん、わたしも最終日に駆けつけますので、みんなでグランプリの軍資金をゲットするぞ〜!



チャレンジカップ、盛り上がりましたね〜。このSGを企画した人には感謝状をあげたいぐらいです。だって、年末のグランプリ出場を懸けた最後のSGですから、まさに水上の格闘技の名にふさわしい闘いがくり広げられるわけです。
で、優勝したのはご存知の通り笠原亮選手。優勝戦は完璧な「逃げ」でしたね。そして獲得賞金順位を見事に9位にジャンプアップさせ、グランプリ出場を果たしました。
一方で、惜しくも手が届かなかった選手も出てくるわけです。わたしが影ながら押していた平本真之選手は残念ながら漏れてしまいました。しかし、なによりの朗報は昨年のグランプリ覇者である茅原悠紀選手がギリギリで残ったことでしょうか。やっぱりね、「連覇」という響きはSGには必要不可欠ではないかと。連覇の資格を持てるのはディフェンディング・チャンピオンしかいないわけですから。
それにしても、今年も素晴らしいメンバーが揃いましたね。ベテランから若手まで、そうそうたるメンバー構成となりました。
そこでわたしが注目するのは、何故か選手ではなく住之江開催という点。やっぱりね、住之江って違うんですよ。歴史もさることながら、とにかくお客さんのボートレース愛が飛び抜けている。よく知っているんです。そんな厳しくも暖かいファンの方々の中でもまれている選手が育たないわけがない。
よってわたしの注目選手は、ズバリ地元の選手達。松井繁選手をはじめ、安定感抜群の太田和美選手、そしてノリに乗っている石野貴之選手。なにより最大の注目は、グランプリと言ったら田中信一郎選手でしょ。大一番に強い田中選手を今一度見てみたいものです。
そしてシリーズ戦の注目選手はといいますと、前述した平本選手を筆頭に、わたしが敬愛する今村豊選手。そして忘れてならないのは、グランプリ常連組の瓜生正義選手ではないでしょうか。是非ともシリーズを制して、来年はグランプリに復活してもらいたいです。あ〜、待ち切れない。ボートレース界の一年の集大成となる名勝負を、お見逃しなく!
開催2日目の19日には、わたしも住之江に参戦します! 是非本場まで遊びに来てください!!



さぁ、いよいよ始まるぞ〜! グランプリだぞ〜! どれだけ首を長くして待っていたことか。選手のみなさんはもちろん、我々ボート・ファンにとっても総決算ですからね。ってことで、とっととトライアル1st初日の予想にいっちゃいますよ!
まずは11R。インに座るは峰竜太選手ですが、今年はいろいろありましたからね〜。
グランプリに懸ける想いは誰よりも強いんじゃないでしょうか。よって、ここは峰のイン逃げで間違いなし!
更なる根拠としては、3号艇の田中信一郎選手が壁となり、外の仕掛けが一歩遅れると見ました。
ただね、イン逃げ予想の場合は絞らなければ予想の内には入らないというのがわたしの持論。
ですので、3連単で1−2−3、1−3−2の2点でいきます。
ただ、穴があるとすれば、今垣光太郎選手のヒモでしょうか。
芽原悠紀選手を絡めての1−5−6、1−6−5なんて、けっこういいオッズになるとおもうんですけどね。
そして12Rですが、ここも内枠2艇が地元の太田和美選手と松井繁選手がドカッと座り盤石! といきたいところなんですが、6号艇の原田幸哉選手が進入で動いてくれると面白くなるんだけどな〜。3コースぐらいまで割り込んでいってくれると、住之江でも外が面白くなるのでは?
となると3号艇の池田浩二選手がカドとなり、1号艇の太田選手が残しての3−1−4、3−1−5なんて、オイシイ舟券じゃないか! たとえ原田選手が前づけに行かなくても、3−1は充分ありますからね。
ってことで、ここは池田選手を中心に、3−1−2、3−1−4、3−1−5。返しは1−3−4、1−3−5まで。
ちなみにプチ情報です。わたしの抜け目は抑えておいた方がいいですよ。「流し」や「ボックス」買いが苦手なわたしは、何度抜け目で泣いたことか…。
ほんとうに、いよいよ始まるんですね。最高峰の、水上の格闘技の祭典。今年は、どんなドラマが繰り広げられるのか? 1レースも見逃すことなく、最後の最後まで見届けたいとおもいます!

