G1レディースチャンピオン(丸亀)への出場をF休みで棒に振った鎌倉涼は、賞金ランクも休む前の4位から後退。今回は賞金争いでの巻き返し、そして悲願の地元初Vを目指して必勝を期すシリーズになる。過去に住之江でVチャレンジ(優出)すること11回。今度こそ!の意気込みだろう。
 そんな鎌倉の前に立ちはだかるのは、今年12優出でV6と絶好調の遠藤エミ。住之江では2月のヴィーナスシリーズVがあり、7月のG3イースタンヤングでは優勝こそ逃したが、男子相手に優勝戦1号艇まで進んでいる。
 この若手2人に待ったをかけるなら今年V3と星を伸ばしている山川美由紀か。地元開催のレディースチャンピオンでの精神的な疲れも取れた頃だろうからベテランならではの勝負強さで見せ場をつくるだろう。
 以上3人に割って入る一番手には地元戦で無類の強さを見せる高橋淳美の名を挙げたい。昨年11月・G3オールレディースのカド差しVはまだ記憶に新しい。
 あと、昨年のクライマックスシリーズ戦で優勝している中谷朋子、地元の落合直子原田佑実、実力者の新田芳美永井聖美といった面々がV争いに加わりそうだ。また、昨年末のクライマックスシリーズ戦で準優1号艇をFで失敗している香川素子の汚名返上劇も要注目だ。

【予備】◆4611/今井美亜 A2(福井) ◆3900/香川素子 A2(滋賀)
※枠番は前検日に決定。