第53回全大阪王将戦 2015 1/2(金)3(土)4(日)5(月)6(火)(水)
 新しい年の幕明けだ。45歳になった松井繁が、2015年は住之江に帰って来るグランプリ(賞金王決定戦)で主役になるべく、年頭から一走入魂で突き進む。この正月のオール大阪は前々回が優勝で前回は優勝戦2着。今回もV争いの中心で存在感を見せつけドリーム戦ファン投票1位の期待に応えそうだ。
 意外にも2014年は住之江で優勝がなかった田中信一郎が、復権をかけて新春Vを目指す。大阪支部の支部長になって初めての大阪No.1で、いいスタートを切りたいものだ。
 太田和美がF休みの今回、松井V19、田中V7に続くのは、V5の石野貴之、V4の湯川浩司になるだろう。中でも石野は5カ月前の盆のオール大阪(摂河泉)で見せたカドまくりVが強烈なインパクトを残している。一方、湯川は本調子を欠いた2014年の分まで…と気合が入る。
 そして、悲願のオール大阪初Vを狙うのは丸岡正典。このSGウイナー5人に初日ドリーム(王将特選)でチャレンジするのは近況伸び悩み気味の西村拓也。そして、その西村とともに5強の厚い壁に挑むのが吉永則雄渡邊雄一郎北村征嗣秦英悟。いずれも初の「大阪No.1」を飛躍のキッカケにしたい。1月からA2落ちとなり、奮起する野添貴裕もこれまでオール大阪Vに縁がないが、G1ウイナーの地力は見逃せない。あと、オール大阪で2度の優勝経験がある大平誉史明繁野谷圭介も軽視は禁物だろう。

※数字は11月29日現在のものです。

【予備】4099 吉永則雄、4427 秦 英悟
※出場選手は、ボートレース住之江HP、場内で行われたファン投票により決定。
※枠番は、前検日に決定。