記者
vol.9
 ダービーの後、蒲郡周年はエースモーターを手にした川崎智幸が優勝。土壇場でチャレンジカップ(津)の出場を決めた。もし津で優勝すれば、まさに「奇跡の大逆転」で賞金王出場に届く。
 蒲郡の後の福岡周年で優勝した篠崎仁志が15位にジャンプアップ。一方、丸亀ダイヤモンドカップでは大アクシデントが…。優勝戦1号艇を自力で手にした秋山直之が勝てば峰竜太超えの9位躍進だったが、まさかのフライング…。チャレンジカップの条件は優勝戦2着で他力本願という状況になった。
 その丸亀ダイヤモンドカップ優勝戦で2位追走から繰り上がりVの田村隆信が9位に浮上。2年ぶり4回目の賞金王出場へ大きく前進だ。田村と微差の10位・湯川浩司もかなり有望で残る賞金王キップは2枠と考えられる。
 さあ、残るはチャレンジカップのみ。中島孝平齊藤仁田中信一郎篠崎仁志はここで優出すればチャンスあり。下位の選手が優勝した場合は残り1枠となる。息の詰まるような賞金王出場争いが最後まで繰り広げられそうだ。

※数字は11月8日現在のものです。
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