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●長嶺選手 |
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![]() ● きっかけはね〜、仕事がなかったもんでね、競輪選手になろうかと思っとたんですよはじめは。 で、たまたま知り合いの人に競艇に連れて来てもらってレースを見て、「あっ、競輪よりこっちのほうがかっこええな!今からの競技やな!」と思いましてね。(どんなところが?)エンジンで調整してるわけでしょ。かたや自分の足やからね〜。 夢に描いていた競艇選手になることができて、うれしかったでしょうね? ● あこがれの職業やしうれしかったね〜。自分のなりたい職業につかれへん人が大半でしょ。その中で自分の好きな職業につけたんやから。 実際にどんな選手になりたいと思っていたんですか? ● 選手になりたいなと思った頃に、住之江競艇場に救助艇のアルバイトに来てたんですよ。その時に、選手が走ってるの見るでしょ、中でも加藤峻二さんの走りがかっこよかったんですよ〜。 「よし、あんな選手になりたいな」って思いましたね。 |
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![]() ● はい、あると思いますよ!僕はねこの商売が好きやからね。 好きという気持ちがあるから頑張れるんです。誰かに勧められて競艇選手になったんじゃなく、僕は自分で見つけて、自分でなりたいと思ってこの世界に入って来たんでね。 今までの競艇人生を振り返って、短かったですか、それとも長かったですか? ● 短かったですね〜。(しみじみ)本当に37年たったんかな。 だってね、今でも分からんことようけある訳でしょ。それにレースって年々、変わってきてるんですよね。僕は37年走ってるんやけど、まだ、後輩のほうが知ってる部分が多いもんね。本当は僕が後輩に教えなあかんもんを、今のレースは後輩に教えてもらわなあかんからね〜。そやからのんびりしている暇なかったな。 やっぱり日々勉強ですか? ● うん、そやね。かっこよく言うんじゃないけど、僕は絶対そう思うね! 今までで、忘れられないエピソードってありますか? ● 養成所に入った頃の話。当時は本栖じゃなくてね、各競艇場を回ってたんですよ。その時加藤峻二さんが教官として来てくれた時があったんですけど、加藤さんが僕の顔を見てね「あっ君、住之江におったね」と言われた時は感激しましたね。 加藤さんは僕にとって憧れの人やったから、何とも言えんぐらいうれしかったです。 今でも一番尊敬されているのが加藤峻二さんですか? ● そうです。今では加藤さんの顔見ても「峻ちゃん」なんて生意気な事言うてますけどね(笑)。 |
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