倉谷選手
競艇に興味をもったのは救助艇のバイトから
こういったこともう聞かれないんでしょうけど、競艇選手になろうと思ったきっかけは何だったんですか?
オレ、救助艇のバイトしたのがきっかけやったんや。高校卒業したときに就職試験受けたんやけど、二つとも落ちて、働くところが無くて。友達が住之江の救助艇のバイトに来てて、そのつてで入ったんや。それまで競艇は全然、知らんかった。

そこで競艇選手に興味を持ち始めたんですね。憧れとかあったんですか?
いや、それは違ごうてて。ほんまに働くところが無かったんや。今でもそうやけど、当時も就職難でね。で、「選手になろう」と思ったんやけどや、試験になかなか通らなくてね。オレの場合、8回目でやっと通った。

選手になったときの気持ちはどんな感じだったのでしょう?
あんまり、思いだせへんけど、とりあえずそのときは働いて稼がなあかんかった、っていうのはあったね。


冬はちょっと苦手!?
去年の成績についてですが、序盤戦は立て続けにG1ゲットして調子よかったですよね。
せやろ、調子よかったやろ。けど線香花火や。パチパチパチ!ポト〜っとね(笑)。だから今年はそういう年にならんようにしますわ。

今年も正月戦優勝と、好調ですよね。
調子はまずまずやね。悪かったときのことを考えてみると、体が動いてなかったらそう簡単には稼がしてくれへんのよね。悪いときは悪い時なりに成績残したいし。
でもね、おれ昔から冬は成績悪いのよ。気温と共に成績が下がっていくんや。冬に成績が良いというのはめずらしいよ。



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