わずか2万8000円差でクライマックス(決定戦)出場は次点に泣いた高橋淳美が、地元で悔しさを晴らすシリーズだ。冬の住之江は冷え込みが急激でペラが回りすぎる傾向があり、住之江のペラ調整に慣れている高橋が有利とみた。まずは1号艇での出場となる初日ドリーム戦をガッチリ逃げるだけだ。
クライマックス次々点の中谷朋子は、12位との差が16万6000円で、悔しさをぶつける。初日ドリーム1、2号艇の高橋、中谷が優位だが、4号艇の谷川里江もペラ調整力でヒケを取らない。ケガで休んだためドリームに届かなかった山川美由紀は休み明けで走った11月のオールレディースで存在をアピールした。シリーズ戦ならV争いは必至だ。
また、11月の住之江オールレディースではFを切ってしまったが、節イチのパワーに仕上げた魚谷香織が今度はV争いに加わるか。
住之江では一昨年11月に女子リーグVの実績がある長嶋万記が前期勝率6.51で復調ムード。あと、ドリーム戦からスタートする松本晶恵、大瀧明日香、前期6.64の遠藤エミも要注目だ。