地元の太田和美が、14年ぶりの賞金王Vへ! 

 SGグラチャンV、チャレンジカップ優出2着。そしてGTは7優出V1。賞金ランク2位で初戦・第11レース1号艇の太田和美が「地の利」も味方にVロードまっしぐらだ。
 一方、初戦・第12レース1号艇は賞金トップの井口佳典。その井口に初戦2、3号艇で挑むのが松井繁丸岡正典の地元コンビだ。井口に逃げ切られても2、3着を分け合えば、太田とともに地元トリオが決勝ピットを占める夢が脹らむ。
 昨年、賞金王に初出場し大きな経験を得た峰竜太は、10月・高松宮記念Vで住之江実績も十分。峰の台頭で九州を一人で背負わなくてよくなった瓜生正義が、そろそろ賞金王のタイトルを獲ってもいい頃だ。
 あと、一昨年の賞金王シリーズ戦V、昨年の賞金王シリーズ戦3着の山崎智也は、初戦6号艇を乗り切れば悲願の賞金王初Vも見えてくる。調子を落としている坪井康晴、初陣の平尾崇典馬袋義則、2カ月前に長いF休みがあけた今垣光太郎はレース勘が心配。住之江との相性が芳しくない白井英治は初戦か2戦目で波に乗りたいが…。