白井英治、坪井康晴、濱野谷憲吾、中島孝平、丸岡正典、石野貴之、田口節子、平石和男、西村勝、白水勝也、山田哲也、鳥飼眞、林美憲がF休み、岡崎恭裕がMB記念優勝戦のFによるペナルティー、深川真二がチャレンジカップ準優のFによるペナルティー、山川美由紀、川北浩貴が家事都合、計17人が選出から除外されたことで、出場ボーダーは2,800万円台まで下がった。50〜60位の中に初出場が3人(星野太郎、谷村一哉、山地正樹)。また49位以上でも西山貴浩、荒井輝年、赤坂俊輔の3人が初出場。フレッシュな顔ぶれと言えそうだ。
そんな中でV戦線を引っ張るのは、昨年に続いて決定戦出場が次点に終わり「シリーズ戦でリベンジします」と気合を入れ直した赤岩善生。そういえば、昨年のシリーズ戦では優勝戦1号艇でV逸している。ここは勝ち切って来年以降の決定戦定着へ向かいたいところだろう。
今村豊には住之江への苦手意識がある。それなら賞金王V実績がある井口佳典が好戦か。対して原田幸哉は直前のチャレンジカップ(大村)で切ったFが足カセ。むしろ中野次郎、魚谷智之の鋭ハンドルが威力を見せるのではないか。
ところで、今年のドリーム戦には地元勢が不在となった。決定戦の方に3人が出場するのだから当然か。ただ、ドリーム次点に湯川浩司の名前がある。決定戦組がいなければ自慢の快速レースで快進撃しても不思議ではない。ほかではチャレンジカップで見せ場を作った菊地孝平、住之江得意の山口剛、飯山泰、鎌田義、今坂勝広、三嶌誠司といったところがV争いに加わりそうだ。