初出場が5人。一方で賞金王V3の松井繁と田中信一郎が11月末のチャレンジカップ(大村)でなんとか出場を決めた。そして賞金1、2位で初日のトライアル1号艇を手にした瓜生正義と池田浩二。ともに初の賞金王Vへ機は熟したムードが漂う。果たしてトライアル1〜3回戦のサバイバルレースで勝ち残ってファイナル6ピットに進むのは…。そして、最後に賞金1億円と黄金のヘルメットをゲットするのは? トライアル初戦の1号艇をしっかりモノにするなら、やはり2、3回戦の枠番抽選で不利枠が続かない限り瓜生と池田が優位に立つだろう。今年のペラの調子なら瓜生だが、高松宮記念を走っていないのは気がかり。その点、池田は高松宮記念で「賞金王用のペラにメドがついた」と言っている。この二人は互角と言えそうだ。
賞金王に3回出場してオール優出、V1の太田和美はトライアル初戦が2号艇。インが瓜生なら2着確保のレースになるか。大崩れだけは避けたいはずだ。勢いならチャレンジカップVで乗り込んでくる田村隆信。最年少で初出場ながら、高松宮記念の優勝戦2着で住之江にも対応できることをアピールした篠崎元志も軽視はできない。