今回で2年目の開催を迎えるファン感謝3Days<BOAT RACEバトルトーナメント>。出場選手をみると、前回大会(平和島)では4人だった前年末SGグランプリの出場メンバーが今年は7人に増えた。そして、舞台はグランプリと同じ住之江。1カ月も経たないうちにグランプリを戦った強豪が多数揃うのだから、とても一般戦とは思えない。

 ただし、上位レーサーらが必ずしも勝ち進むかわからないところがこのトーナメントならではのシステム。初日トーナメント(1走8R制)は勝率上位の峰竜太瓜生正義菊地孝平井口佳典松井繁前本泰和茅原悠紀、計7人が1号艇ならそのまま順当に勝ち進みそうだが、枠番が抽選となるため、ひと波乱あってもおかしくない。さらに、初日こそ3着までに入れば2日目のセミファイナル(1走4R制)に進めるが、2日目のセミファイナル突破→3日目のファイナル進出は1着が必須条件となる。

 そんな過酷な戦いを冷静に勝ち抜けそうなのは松井繁だろう。なんといってもグランプリから正月のオール大阪、そして今回と本拠地での出場が続くアドバンテージは大きい。進入で動き慣れているのも強みだ。また、2016年のグランプリ出場はならなかったが、モーターを仕上げるのが早く、前回大会にも出場しこのシステムを経験している峰竜太に第1シードの利がある。前回の優勝戦でV逸しているだけに気合も相当入っているはずだ。ちなみに前回の覇者は今井美亜。本人もビックリの優勝だった。その今井が今年も出場。第二の今井が出現するのか…。A2勢が活躍すればするほど短期決戦が盛り上がることは確かだ。

※数字は11月27日現在のものです。
※篠崎元志選手、塩崎桐加選手は欠場となりました。ご了承ください。
この開催は3日間の勝ち抜きトーナメント方式とあり、モーター機力が大いにレースに影響する。さらに、今回はペラ調整が最も難しい冬場の開催とあり、住之江を走ったばかりのグランプリ、グランプリシリーズ出場組の「仕上げるスピード」が活きてくるか。
トーナメントは初日、2日目とも5R以降に実施され、枠番はすべて抽選で決定する。
前回開催の平和島はインが強くない水面だったことに対し、住之江はインの強さが全国有数。枠番抽選の持つ意味は大きいとみられる。
今回は男女混合戦で、実力派女子レーサーが8人出場。女子は短期決戦向きと言われ、前回の平和島大会も今井美亜がV。今節も女子レーサーの走りに注目したい。